講師:イリーナ ペトリチェンコ(ウクライナ避難者、元日本語教員)
【講師からのメッセージ】
ウクライナでは日本語教育が行われていることをご存じでしょうか。私も日本語が学部時代の主専攻で、日本に留学や研究で何度も来ていました。そして、戦争が始まり、地元のキーウ市を離れる時は、最初から日本を目指しました。それからは東京都ウクライナ避難民ワンストップ相談窓口で働いたり、東京大学でウクライナ語入門を教えたりしています。キーウでは日本語を教えていて、研究領域は言語学(日本語学)です。今回は、ウクライナ語母語話者が日本語を勉強するときの難易点について皆さまと考えてみたいと思います。