近年、社会において難聴児(者)を取り巻く環境は大きく変化しており、難聴児支援に対する注目が高まっています。令和3年に厚生労働省が実施した障害者総合福祉推進事業「難聴児の療育や難聴児・者及びその家族等への支援にあたって必要とされる情報発信及び専門人材の養成に関する調査」では、調査委員であった全国難聴児をもつ親の会に対しヒアリングが行われました。ヒアリング資料の作成のために全国の難聴児保護者からアンケートにて意見を募り、親の思いを伝えました。これを受けて、情報発信についてさらに調査が進み、また、さまざまな地域や現場で専門人材との連携が意識されているのは嬉しい変化です。
しかし、アンケート調査の結果からはまだまだ多くの課題が残されているとわかりました。そのため、今回、有志によって、より包括的なアンケートを行い、難聴児(者)とその保護者の現状と課題を把握し、親の願いとしてまとめ、行政等に働きかけていきたいと考えています。
ご協力よろしくお願いいたします。
武蔵野大学人間科学部 教授 北 義子
全国難聴児をもつ親の会 小森谷晴代
※アンケートは無記名でオンラインのみで実施します。個人が特定できない形式で集計し、集計結果は全国難聴児を持つ親の会で公開され、行政への働きかけの資料や関連する学会(日本コミュニケーション障害学会、日本言語聴覚学会、日本音声言語医学会等)での発表や論文作成に使用されます。回答は自由参加で、途中で中断することが可能です。
※アンケートの所要時間は30分~90分程度です(お子さんの年齢によって変わります)。お時間に余裕がある折にご協力ください。
なお、googleアカウントから回答した場合は、アンケートを中断しても30日間は回答内容が保存されます。再度アンケートを開くと質問の表示は最初のページに戻りますが、回答は保存されていますので、前回分をスクロールしてから回答を続けてください。すべての回答が終わったら「送信」を押してください。一度送信してしまうと、見直しや修正はできませんのでご注意ください。
<アンケートについてのお問い合わせ先>
武蔵野大学人間科学部 畠山恵 e-mail:m_hatake@musashino-u.ac.jp