ジョンさん:佐藤さん、あれは なんですか。 佐藤さん:「七夕」の 竹です。7月7日は 「七夕」ですから。 ジョンさん:「七夕」って なんですか。 佐藤さん:むかし、星の 世界に「ひこぼし」と 「おりひめ」と いう 人が いました。二人は 恋人同士でした。二人は 仕事を しないで、デートばかり していました。 ジョンさん:恋人ですからね。 佐藤さん:お父さんは おこって、「毎日 会っては いけません。仕事を しなさい。」と 言いました。そして、二人の 間に 大きい 川を 作って、二人は 会えなく なりました。お父さんは「でも、がんばって 働いたら、一年に一回 デートしても いい。」と 言いました。二人は 「会いたい」と思いながら、いっしょうけんめい 働きました。 ジョンさん:かわいそうですね。恋人は 毎日 会いたいです。 佐藤さん:一年に 一回 デートする日が 7月7日の 夜だけです。だから、みんなも 紙に「~したい」と お願いを 書いて、7月7日に 竹に 飾るんですよ。 ジョンさん:わたしも 二人の ために お願いを 書きます。「お父さん、許して あげて ください。二人を 毎日 会わせて ください。」
ジョンさん:【さとう】さん、あれは なんですか。
【さとう】さん:「【たなばた】」の【たけ】 です。7【がつ】【なのか】は 「【たなばた】」ですから。
ジョンさん:「【たなばた】」って なんですか。
【さとう】さん:むかし、【ほし】の 【せかい】に「ひこぼし」と 「おりひめ」と いう 【ひと】が いました。【ふたり】は 【こいびとどうし】でした。【ふたり】は【しごと】を しないで、デートばかり していました。
ジョンさん:【こいびと】ですからね。
【さとう】さん:お【とう】さんは おこって、「【まいにち】 【あ】っては いけません。【しごと】を しなさい。」と 【い】いました。そして、【ふたり】の 【あいだ】に 【おお】きい 【かわ】を 【つく】って、【ふたり】は 【あ】えなく なりました。お【とう】さんは「でも、がんばって 【はたら】いたら、【いちねん】に【いっかい】 デートしても いい。」と 【い】いました。【ふたり】は 「【あ】いたい」と【おも】いながら、いっしょうけんめい 【はたら】きました。
ジョンさん:かわいそうですね。【こいびと】は 【まいにち】 【あ】いたいです。
【さとう】さん:【いちねん】に【いっかい】 デートする【ひ】が 7【がつ】【なのか】の 【よる】だけです。だから、みんなも 【かみ】に「~したい」と お【ねが】いを 【か】いて、7【がつ】【なのか】に 【たけ】に 【かざ】るんですよ。
ジョンさん:わたしも 【ふたり】の ために お【ねが】いを 【か】きます。「お【とう】さん、【ゆる】して あげて ください。【ふたり】を 【まいにち】 【あ】わせて ください。」