この申し込みフォームは、2022年1月30日に開催される講演会【「マザーレイクゴールズ」からみる琵琶湖環境】の申し込みフォームです。
参加費は無料です。
お申込みいただいたメールドレスに、後日ZOOM接続用のURLを送ります。
ご家族でご視聴の場合は、お申込みは代表者1名で大丈夫です。(備考欄にご家族のお名前と年齢をご記入ください)
<オンラインセミナー 概要>
■開催日時:2022年1月30日(日)
各回とも開始30分前に入室していただけます
1回目:10:00~12:00
2回目:13:30~15:30
■ZOOMによる開催(お申込みの方に後日ZOOMアドレスとパスワードを発行します)
■参加費:無料
■主催:e-kagaku国際科学教育協会 協力:滋賀県琵琶湖環境部
■スケジュール
<1回目>
10:00-11:00 講演:「マザーレイクゴールズ」からみる琵琶湖環境
講師:一伊達 哲(いちだて さとる) 滋賀県琵琶湖環境部琵琶湖保全再生課水政策係 主幹
11:00-11:30 質疑応答
11:30∸12:00 「e-kagakuアカデミーびわ湖環境プロジェクト」新規メンバー募集説明
<2回目>
13:30-14:30 講演:「マザーレイクゴールズ」からみる琵琶湖環境
講師:一伊達 哲(いちだて さとる) 滋賀県琵琶湖環境部琵琶湖保全再生課水政策係 主幹
14:30-15:00 質疑応答
15:00∸15:30 「e-kagakuアカデミーびわ湖環境プロジェクト」新規メンバー募集説明
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e-kagakuでは、昨年11月に「第1回びわ湖環境シンポジウム」を開催しました。
https://www.youtube.com/watch?v=nzEBqITFefEまた、日本経済新聞やテレビでも「宇宙人材育成」として大きく取り上げられています
https://www.youtube.com/watch?v=HbeMDqrsz_se-kagakuは、普段e-kagakuアカデミーで活動する皆様の学習内容を社会の課題と結び付け、課題解決に貢献する意識と価値を理解できる、現代社会で最も期待されているICT人材を育成することを目標にしております。
その一つである「びわ湖環境プロジェクト」は、琵琶湖の水環境保全をテーマに「ICT」と「宇宙」技術を駆使してアプローチする試みとその成果を、「教育界」と「経済界」を結びつける場として、地域の企業の社長様たち、大学の研究者、自治体、地域経済を支える銀行の人たちの前で発表し評価を受けるものとして創設いたしました。
発表後、各界から大きな反響をいただき、今後、滋賀大学と連携する研究や、滋賀銀行が主催するニュービジネス奨励金「しがぎん野の花賞」などにもチャレンジすることが決まっています。
滋賀県の経済番組でも、e-kagakuの人材育成の重要性が紹介されました。
https://www.youtube.com/watch?v=O5Jxfhhtkr8一方で、シンポジウムでは新たな課題も見つかりました。近年複雑化する琵琶湖環境や加速する気候変動について、我々はもっと真摯に学ばなければならない、ということです。
(1)水質と生態系の問題
琵琶湖の水質は改善していますが、魚介類は減っています。「水質を『改善』しすぎたのではないか」と指摘する人います。生態系保全も視野に入れた新たな水質管理とはどういうものかを考えることは滋賀県にとって大きなテーマです。
(2)ごみ問題
ごみ問題は琵琶湖にとっても大きな問題です。海洋のごみは色々な地域から流れつきますが、琵琶湖のごみは琵琶湖流域(=滋賀県)からしか流れ着きません。ごみ問題の環境保全における象徴性は、琵琶湖流域ではより強いものとなります。
(3)生き物の増えすぎ・減りすぎ問題
減りすぎ問題はイメージしやすいと思いますが、増えすぎ問題としては、侵略的外来動植物が代表例です。ブラックバスやブルーギル、植物ではオオバナミズキンバイの繁殖が問題となっています。また、森林におけるニホンジカの増加も深刻となっています。
(4)全層循環の未完了
全層循環は、冬季に酸素を多く含む表層の水が冷え、下層の水と混ざり合う現象です。このことで、湖底にも酸素がいきわたりますが、気候危機の影響からか、これが起きないシーズンが現れるようになりました。
上記の背景から、この度のセミナーでは、琵琶湖版SDGs「マザーレイクゴールズ」を提唱する滋賀県琵琶湖環境部の担当者をお招きし、琵琶湖環境の最新の課題や取り組みを学ぶ機会と致します。
また、これらの課題解決に向け新たにアプローチする「第2期 びわ湖環境プロジェクト」新メンバーを2月から募集いたしますので、その概要を説明いたします。
ここでの成果は、中学生から大学入試につながるエビデンスを獲得できる大きなメリットがあります
ぜひ、このセミナーを聞いて、第2期プロジェクトにご参加を検討していただきたいと願っております。