真言宗豊山派のお寺です
善成寺(ぜんじょうじ)は、牡丹で有名な「長谷寺」(奈良県)を総本山とする、「真言宗豊山派(しんごんしゅうぶざんは)」のお寺です。近くのお寺ですと、新井薬師や宝仙寺、護国寺なども同じ豊山派です。
高野山を開いた弘法大師「空海」を宗祖とし、中国から伝わった仏教(密教)を1250年にわたって伝え続けています。本尊は煩悩を断ちきる「不動明王」です。

●護摩の起源
護摩とは、古代インドの仏教から伝わる「祈祷」の一種で、現地では「homa(ホーマ)」といいます。
日本では、火を焚いた壇に供物をくべたり、修法(秘密の作法)をすることで、自身や参列者の願いを「不動明王」に届ける修行法として広まりました。密教が伝わった天台宗と真言宗が主におこないます。


●「護摩修行」流れ解説
当山の護摩は、法話を含めて全体で約1時間です。
＊はじめての方も安心！普段着でOK！＊椅子に座っているだけでOKです。

①僧侶の修法(しゅほう)と声明(しょうみょう)
導師は護摩壇を洒水加持し、山内僧侶が声明「九條錫杖経」をお唱えして道場を清めます。
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②太鼓に合わせて読経(どきょう)
「観音経」・「般若心経」・「不動慈救咒」等をお唱えします。
ご自分の心の中に、力強いお姿の不動明王の姿を念じて重ね、自身の煩悩を清めましょう。
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⑤内陣参拝(ないじんさんぱい)
通常立入禁止の内陣で、不動明王を間近からお参りし、護摩の炎の熱を感じて下さい。
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⑥法話
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⑦護摩札(ごまふだ)のお授け
皆様の願い事と名前を記入した御札です。自宅の本棚や仏壇など、目のつく場所に安置しましょう。

以降の日程は、後日公表します。