発表1:
坂本 雅典(京都大学・准教授)
「赤外光のエネルギー変換 ~機構と応用~」
地表に到達する太陽光の46%は赤外域の太陽光(熱線)であり、未利用の太陽光エネルギー資源として大きな可能性が秘められている。熱線は目に見えないため、そのエネルギー変換の研究は窓ガラスのような太陽電池などの次世代のテクノロジーに結び付く。熱線のエネルギー資源化を実現し、SF小説に出てくるような次世代技術を拓く透明性と不可視の赤外光による光誘起キャリア移動を両立する材料を紹介する。
発表2:
中野谷 一(九州大学・准教授)
「有機CT励起子の生成と解離 ~高性能・高機能OLEDに向けて~」
有機半導体分子のCT励起状態は、有機EL素子(OLED)や有機太陽電池(OSC)などのデバイスにおいて、その動作原理の中核で機能する励起状態である。
近年、有機分子系のCT励起状態を巧みに制御することで、熱活性化遅延蛍光や有機蓄光など、とても魅力的な物性が発現することも分かり、大きな注目を集め続けている。
本講演では、OLED、スピン変換過程、励起子の解離など、我々が興味をもって研究を進めている内容に関して話題を提供をしたい。
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[開催日時]
5/13 (金) 17:00 開始
[対象]
主に大学院生以上としますが、他分野の方や学部生の参加も歓迎します。
若手研究者・学生の学際交流の場にもなると嬉しいと考えています。
[開催形態]
◆A形式(最大100人、学生優先).
講演者に対して直接の質疑応答や、フリーディスカッションに参加したいと考える方は、従来のアナウンスのようにZoomでの視聴。フォーム回答後のYoutube LiveのURLを知らせる自動返信のメールとは別途メールにてZoomのリンクをお送りします(16:30頃までに送信予定)。
◆B形式(人数無制限).
テレビやラジオ感覚の視聴(ただし質問はチャットを通じて可能)で構わない方は、Youtube Liveでの視聴。フォーム回答後に送られてくる自動返信メールに記載されているYoutube LiveのURLに時間になったらアクセスいただき、講演をお楽しみください。
以上二種類の形式のどちらかの視聴方法を選択してください。
なお、YouTube Liveは開催週の週末まではアクセスできるようにしておくので、時間が合わない方も時間差視聴することが可能です。
[参加方法]
本ページ下部にある登録フォームから登録。A形式を希望された場合は、Zoom URLは当日に本Vコロキウム運営用のメール(
molecular.photoscience.v.c@gmail.com)からメールにて通知されます。
[参加費]
無料(コロキウムも懇親会も)
[タイムテーブル]
17:00 - 17:05 開幕挨拶
17:05 - 17:40 講演1
17:40 - 18:05 質疑応答1
18:05 - 18:40 講演2
18:40 - 18:05 質疑応答2
19:05 - 19:10 閉会挨拶・次回予告
(希望者のみ)
21:30 - バーチャル懇親会
*オンラインツールを利用したV懇親会を計画しています。URLは、以下のフォームで参加表明いただいた方に、当日夕方までに別途メールでお送りします。
以上で不明な点があれば、こちら↓までお問い合わせください。
molecular.photoscience.v.c@gmail.com