参加登録は2月16日(水)までにお願いいたします。
開催日時:2022年2月18日(金)15:00~16:30(講演時間は1時間程度、その後質疑応答)
開催地 :オンライン開催(Zoom)
講演者 :今井正幸 先生
所属 :東北大学 理学研究科
タイトル:単細胞から多細胞へ:モデル細胞を用いた形態形成の力学モデル
講演要旨:
生命の基本単位は細胞であり、最初に生まれた生命は、細胞が単体で生命活動を行っていた。その後の進化により複数の細胞で協調して生命活動を行う多細胞生物が生まれた。多細胞生物は一つの受精卵が分裂を繰り返しながら細胞の配置を変化させて、より生存に適した形態へと成長する胚発生の機能を獲得したわけである。この胚発生はどのような力学パラメータを制御して行われるのか。この問題を、少数のモデル細胞膜(ベシクル)系の形態形成を通して考える。
まずは単体ベシクルの形態がどのようにして決まるかについて説明し、そのベシクルが複数個接着するとどのようなパターンが現れるのかについてお話しする。その上でモデル系での形態形成と胚発生における形態との関係から物質サイドから見た発生の力学モデルについて考える。
主催・問い合わせ: 武蔵野大学 数理工学センター (MCME: Musashino Center of Mathematical Engineering)
E-mail:
mcme@musashino-u.ac.jp講演会参加Zoom URLは、開催日前日にご登録頂きましたメールアドレスにお知らせいたします。
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