日時:6月3日(土)13時~15時
場所:国際基督教大学本館116/ズームでのオンライン参加のハイブリット
言語:日本語(+音声文字通訳を用いた日本語の情報保障が付きます)
お問い合わせ:cgs@icu.ac.jp
(情報保障について必要なことがあれば、5月28日までにお問い合わせください。大変恐縮ではございますが、人員不足の問題から対応に限りがあることをご了承ください。)
【企画概要】
大学はあらゆる構成員の人権を守り、ジェンダー・セクシュアリティ・障害・人種をはじめ、いかなる差異があろうとも平等に参画できる場所であらねばならない。国際基督教大学の人権宣言においても、「構成員が安心して過ごせるキャンパスを確保する責任」が明記されている。
本学では、2003年よりトランスジェンダーや多様な性の学生が、学籍上の名前と性別を適したものへと変更する措置を実施してきた。2023年、制度制定20周年を迎える。しかし、依然として日本の政治的・社会的状況は、トランスやノンバイナリーの人々の生活を阻む高い障壁を設けている。
本イベントでは、ICUにおけるトランスやノンバイナリーを含む多様な性の学生に対する取り組みを振り返るとともに、より大きな構造的抑圧を作り出している日本の政治を含め、今後の課題について議論する。登壇者は、ICUにおいてこうした取り組みを中心的に担われてきた田中かず子氏をお招きする。