この研究会は、発表者である塚本憲一郎(カリフォルニア大学リバーサイド校)と松本剛(山形大学)が数年後に発足を予定しているジョイントプロジェクトの一環として開催するものです。様々なテーマのもと、それぞれによる中米・マヤ地域(塚本)と南米・アンデス地域(松本)でのこれまで調査の成果にもとづいて地域間比較を行うことで、広く社会理論・考古学方法論の発展に寄与することを目標としています。今回は『古代アメリカ文明における政治体制とその変遷:マヤとアンデスの比較』と題し、政治体制をテーマにマヤ地域のエル・パルマール遺跡とアンデス地域のシカン遺跡の比較を行います。研究発表後はコメンテーターによるコメントを皮切りに、参加者の皆様と議論したいと思います(※研究会後は懇親会も予定しています)。奮ってご参加ください。
なお、当研究会への参加資格は、考古学や関連分野を専門とする研究者と、開催地である山形大学の学生のみに限定しますので予めご了承ください。
〔開催方式〕対面とオンラインミーティングによるハイブリッド開催
・ 対面:山形大学小白川キャンパス 人文社会科学部1号館3F
301教室
・オンライン:Zoomを利用します。参加を希望する方は、当フォームにて登録をお願いいたします。登録後、ZoomミーティングルームのURLを含む詳細情報をお送りします。
〔開催要項および発表要旨〕
・https://onl.sc/VjRPBy5
〔プログラム〕日時:2022年12月10日(土)13:00~15:30
・ 開会あいさつ 13:00~13:10
・ 発表① 13:10~13:40(30分)
「古代マヤ文明の政治体制とその変化:エル・パルマール遺跡の王宮発掘と碑文解読」
発表者:塚本憲一郎(カリフォルニア大学リバーサイド校/京都外国語大学ラテンアメリカ研究所)
・ 発表② 13:40~14:10(30分)
「古代アンデス文明の政治体制とその変化:シカン遺跡の発掘から」
発表者:松本剛(山形大学学術研究院)
・ 休憩 14:10~14:20(10分)
・ コメンテーターによるコメント 14:20~14:40(20分)
コメンテーター:加藤泰健(埼玉大学名誉教授)
・ フリートーク 14:40~15:20(40分)
・ 閉会あいさつ 15:20~15:30
〔懇親会〕
・ 山形市内の飲食店にて 18:00~
〔主催〕ランバイェケ複合考古学プロジェクト(PIACL)
〔連絡先〕山形大学学術研究院 松本 剛(gocito@human.kj.yamagata-u.ac.jp)