講師:長谷川明弘(東洋英和女学院大学/吉祥寺・三鷹カウンセリングセンター)
企画名:吉祥寺・三鷹ブリーフサイコセラピーセミナー
主催:吉祥寺・三鷹カウンセリングセンター(KiMiC)
https://kimic-c.jimdofree.com/【内容】対人支援専門職を続けながら専門書を熟読する時間を捻出することに苦労することがあります。
そこで今回の企画では、一人ではなく、大勢で読み合わせをしながら専門書を読み通して内容の理解を深める機会を持つことにしました。
【運営方式】参加人数や書籍の難易度の捉え方によって運営方式を決めます。
A)事前に特定のテキストを一区切りずつ読んでから参加して欲しいです。参加者の状況によっては時間枠内で読書に時間を当てることもございます。
書籍に載っている事柄に限定して理解したこと、分からなかったことを参加者が発言しながら読み合わせていく。ファシリテータは、随時解説をしたりして参加者の理解を促す。
運用についてご理解いただきますようお願いいたします。
【取り上げる書籍】
ミルトン・エリクソンの催眠療法ケースブック
M.H.エリクソン・E.L.ロッシ 1979 (横井 勝美 訳 2018)
ミルトン・エリクソンの催眠療法ケースブック 金剛出版
出版社のURLは下記
ミルトン・エリクソンは、単独で専門書を執筆することはなく、共著が複数発刊されています。「催眠療法ケースブック」は、ロッシがエリクソンと共著として4冊出版した中の第2冊目です。
1章から4章まで「利用アプローチ」「治療的ダブルバインド」などがエリクソンとロッシとの議論によって紹介されている。5章以降はエリクソンの事例の逐語が載せられており、それに対する2人の議論が展開されていたり、事例の要点が示されており、催眠を用いた事例を学ぶだけで無く、心理療法の事例を理解していくヒントがロッシの工夫によりエリクソンから引き出されているのが大きな特徴です。
ロッシがエリクソンから学び取ろうとしたことを疑似体験でき、催眠を適用する上でどのようにエリクソンが実践していたのかをロッシと共に学ぶ機会を再体験できる内容です。
*催眠は、あらゆる心理療法の基礎とも捉えられ、催眠を知ることでご自身の実践の幅が広がることでしょう。*
【日程】2024年5月から2025年3月まで 月1回(全講座10or11回)
※10章ありますので1回毎1章ずつ読み進めていきますが分量の多い章を2回に分割する可能性有り(なお10回で終わる場合もあり)。
原則第3土曜(*印は例外)①5/18、②6/23*、③7/20、④8/17、⑤9/28*、⑥10/19、⑦11/17*、⑧12/21、⑨1/11*、⑩2/9*、⑪3/15
【時間】午後6時半から8時
【場所】Zoomを使用したオンライン(リアルタイム)ならびにオンデマンド配信
【会費】全回一括10,000円
【参加資格】守秘義務を有する臨床家(臨床心理士・公認心理師・医師・歯科医等)、対人援助職(相談員・教師等)であるか養成課程と関連領域の大学院生と関連分野の研究者であること。
条件を満たすか判断できない場合は、上記主催者のWEBの「(予約変更)お問い合わせ」からご連絡ください。お問い合わせ欄に「KiMiC読書会参加希望」の旨と「御所属」「保有資格」「最終学歴」を必ず記入願います。参加資格を判断の上、連絡・回答が届きます。なおかつオンライン配信のための録画を行うことを承諾頂くことが条件となる。各自で取り上げる書籍を購入して臨んでください。
【募集人数】限定しない(リアルタイム参加者最大8名に絞る予定)。なおオンデマンド参加の場合は、聴講が主となることでリアルタイムに比べて学びに制約が生まれる可能性があることを承知の上であれば人数制限をしない。
*オンデマンドでの視聴だけの申し込みを受け付けています。*
*オンライン(リアルタイム含む)の方はオンデマンド動画で復習できます。*
*年間を通じてオンデマンドで学べますので5月以降の申し込みでも追い上げ学習が可能です。*