ホテルの客室の壁紙を剥がし、実際に麻の漆喰を塗ってみるという、実践型のワークショップが急遽決定!
漆喰(しっくい)は、古くから城郭、寺社、商家、民家、土蔵などの内外壁に使われてきました。
その長い歴史から、しっくいには優れた湿度調節力と天然の殺菌効果があることがわかっています。
また、化学物質過敏症の原因であるホルムアルデヒドの吸着分解機能があります。
漆喰の中でも、今回使用する麻漆喰は、化学糊を不使用の天然素材100%の伝統的な漆喰です。
漆喰と対照的なのがビニールクロスです。
ビニールクロスは静電気を発生し続け汚れを寄せ付け、壁の呼吸を妨げるため結露を起こし、カビの原因となります。
施工の際の接着剤は10年に渡ってホルムアルデヒドを発生し、室内の空気を汚染しつづけます。
残念ながら今の建築はビニールクロスが一般的です。
こうなったら、本気のDIY!
壁塗りの下準備から、漆喰の扱い方、塗り方まで、二日間でしっかりと学べば、ご自宅や職場で漆喰壁塗りができるようになっちゃいます!(二日間にかけて完成を目指します)
リアルな客室を会場といたしますので、ちょっとした思い出作りにもいかがでしょう?
◆講師
山納銀之助 (ラブレイブ)
<講師プロフィール>
日本の自然素材建築を専門とするエコビレッジビルダー。
天然素材コンシェルジュや、古民家再生プロデュース、村づくりコンサルタントなどの他、空間デザイナー、自給自足アドバイザー、グランドアーティスト、土壁トレーナーマスター、ストローベイルハウスビルダー、マッドブリック(英語版)ハウスビルダー、里山料理研究家、狩猟採取料理研究家などとして活動する。