このサイトは、鹿児島大学法文学部附属司法政策教育研究センターが提供する
國岡啓子編「任解日録データベースver.1.1」(日録DB1.1)の利用申込サイトです。
ご登録いただくと、お知らせする会員専用サイトにて、『任解日録』の内容を、國岡啓子特任講師が「Excel」に整理・入力したデータベースや、それを基にした研究などに資するための情報を引き出すツールを備えたデータベース、さらに、これらを利用するための説明文書を提供します。
また、より詳しい使い方の情報や、データ更新やセミナーなどの情報のお知らせ、別途発信している「國岡DB Web版」等の関係情報に関するお知らせを提供をいたします。
國岡啓子編「任解日録データベースver.1.1 明治2年7月から明治7年12月まで」(日録DB)のデータや付属文書をダウンロードされた方は、下記の条件にご同意いただいたものとみなします。
(1)提供された日録DBは、ダウンロードした本人のみが用いること。
(データの提供を希望されるお知り合いや教え子の方がいる場合には、
データを提供するのではなく、申込サイトをご紹介下さい。)
(2)ダウンロードした日録DBを商用利用しないこと。
(日録DBを研究上の目的で改変し、
その成果を他に無償提供することは問題ありません。)
(3)日録DBを参照した研究成果やデータを改変した成果には、
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國岡啓子編「任解日録データベースver.X.XX」(鹿児島大学司法政策教育研究センター)
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等の形で、参照したことをクレジットすること。
(4)國岡DBを利用して起こる問題については、利用される方の自己責
任で対応いただくこと。
今回提供する「日録DB1.1」の底本は、国立公文書館が所蔵する明治2年から7年までの『任解日録』10巻分であり、奏任官以上の官吏と任免情報のデータとなります。実員数では3556名が掲載されており、8802件が表形式で記載されているデータとなります。
このデータベースは、インターネットのサイト上で検索システムを通じて利用していただくのではなく、
Excelの検索機能やフィルタ機能を使ったり、國岡特任講師によって関数などを埋め込まれた機能を備えたシートでご利用いただきます。
「日録DB」は、当センターから別途公開している「明治期官僚・官職データベースver.3.0」や 「
同 Web版」(両者を、「職員録DB」を呼びます。)が明治期全体を対象として、年2回刊行の「官員録・職員録」をベースとしているのに比べると、記録されている期間が短く、収録人員数も少ないものの、
「日録」であるために、その当時の時間的によりきめの細かい情報を得ることができることと、官職・組織の編成を正確に把握できる点で、より優れた面を有しています。
また、日付レベルで人事異動を把握できることはもちろん、ツールを含むシートを利用することで、個人の役職が本官・兼官区別付で割り出せたり、政府全体の官等表(官位相当表)やその在任者数を表示できたり、日々の職員名簿を容易に書き出すことができ、手作業では入手に心が折れがちな情報をより容易に取得できるよう、工夫されています。
さらに、「職員録DB」と同一人物であると判断できる場合には「職員録DB」と同じIDを付してあり、「日録DB」「職員録DB」相互に利用することで、それぞれの資料の長所をより容易に利用でき、より充実した成果を得ることが可能になるよう配慮されています。
※ 「日録DB」は、誤りのないよう全力を傾けて作成されていますが、誤りが含まれている場合がないとは言えません。国立公文書館のデジタルアーカイブなど、利用している典拠資料で確認できる転写ミスや誤記を見つけられた際には、下記問い合わせ先にご連絡いただければ幸いです。
申込受付後、登録いただいたメール・アドレス宛に、利用者向け情報提供サイトの情報を記載したメールを送信します。
手作業で行っておりますので、1週間程度経っても連絡がない場合、下記までお問い合わせ下さい。
【問合せ先】
鹿児島大学司法政策教育研究センター(担当:とくしげ・こしお)
elen_support@ls.kagoshima-u.ac.jp TEL 099-285-7569/3905
なお、「任解日録DB」の提供開始に伴い、当センターより発信する明治期の官僚・官職に関するデータベースについて、その全体を「明治期官僚・官職データ・アーカイブ」とよび、従前の「明治期官僚・官職データベース」を「(明治期)職員録データベース」(職員録DB)と改称し、今回発信する「任解日録データベース」(日録DB)と2つのデータベースで構成するものと位置付けます。今後、HPやFacebook等の表示を順次変更していきます。