この調査は新型コロナ禍のもとで、多胎児の養育者の子育ての状況が、それ以前と比べてどのように変化したかを調べるために、日本双生児研究学会が日本多胎支援協会の協力のもとでおこなうものです。この調査の実施については、慶應義塾大学文学部ならびに日本多胎支援協会の倫理委員会の承認を得ております。
この調査は新生児から小学生までのふたごのお子さんをお持ちの養育者にお願いするものです。調査への協力は任意であり、協力いただけなかったり、途中で中断あるいは中止しても回答者にはいかなる不利益も生じません。個人情報(回答者の氏名、住所、連絡先など)はいただきませんので個人が特定される可能性は極めて少ないですが、郵便番号とお子さまの生年月日によって、場合によっては個人が特定されるおそれがありますので、データの管理や分析結果の発表の仕方には、個人情報取り扱いに順じて慎重におこないます。すなわちデータファイルはパスワードで保護し、数値データは集団レベルで統計的に処理し、記述データは個人が特定されないような改変を行います。データは新型コロナ状況の推移によっては再分析を行う可能性があるため、研究者が当面の間、保管・管理します。また個人を特定される可能性のある郵便番号とお子さまの生年月日情報を削除して、オープンデータアーカイヴ(例えばOSF;
https://osf.io/) にて保存する可能性があります。
調査は科学的に信頼できる結果を得るため、13ページにおよぶ長いものになっており、ご負担をおかけいたします。回答にかかる所要時間は、個人差はありますが15~30分程度と思われます。回答の最中に心身の疲労や不快感を覚えたら、休憩をとるか、中断または中止してください(中断や中止をする場合については、あとでご説明します)。
ここで得られたデータの分析結果は2021年1月23日の第35回日本双生児研究学会学術講演会のシンポジウムで紹介され、多胎支援に関わる方々や双生児研究者によって検討されます。その成果は学会のホームページやニュースレター、学術論文などで、コロナ禍のふたごの実態の理解を各方面に知っていただく手がかりといたします。
■ふたごのお子さんは、出産のときはじめに生まれてきた子をAちゃん、あとから生まれてきた子をBちゃんとしてお答えください。
■答えたくない問いについては、「わからない・答えたくない」を選ぶか、入力せずにスキップしてくださってかまいません。
■お子さんやご家庭の事情によっては、適切に回答できない形式の質問があるかもしれません(たとえば父親や母親以外の方が主として生計や養育に関わっている場合など)。その場合は「その他」を使って適宜ご説明いただくか、飛ばしてくださってかまいません。
■このフォームは途中で一時保存をする機能がありません。もし途中で中断なさりたい場合は、恐れ入りますが最後のページまで送って「送信」していただき、のちに改めて新規にこのフォームにアクセスして入力を再開してください。その際、郵便番号とお父様・お母様・お子さまの生年月日を入力してから、中断した後の続きの項目からご回答ください。こちらで照合して結合いたします。
■中止する場合(途中まで回答したが、協力する気がなくなったなど)は、そのまま送信せず画面を閉じてください。
いまこの状況下でしか得ることのできない大変貴重な科学的資料となります。なにとぞ趣旨をご理解賜り、ご協力をいただけますようお願いいたします。
安藤寿康 慶應義塾大学文学部 教授 (研究代表)
連絡先
juko@biglobe.jp布施晴美 十文字学園女子大学教育人文学部心理学科 教授
一般社団法人日本多胎支援協会 代表理事
糸井川誠子 一般社団法人日本多胎支援協会 理事
NPO法人 ぎふ多胎ネット 理事長
天羽千恵子 一般社団法人日本多胎支援協会 理事
ひょうご多胎ネット 代表
藤澤啓子 慶應義塾大学文学部 准教授
山形伸二 名古屋大学教育学部 准教授