日時:2021年10月8日(金)16:00-18:00
場所:Zoomミーティングによるオンライン開催
参加費:無料
内容
話題提供:「サービスデザインにおける不便益 」(博報堂 野坂泰生氏)
(概要)
不便でこそ得られる益を意味する「不便益」は,その提唱者である工学博士・川上浩司先生によると,もともとはシステムデザインの分野で提唱した概念であったそうです.その後,「素数ものさし」を始め,主としてプロダクトデザインの領域で研究開発が進められてきましたが,これをサービスデザインの領域にも応用できないかと考え,博報堂と川上先生との共同研究が始まりました.今回はそれから2年余に亘り続けている研究成果の一部と,その過程の中で考えた様々なサービスデザインと不便益の関係についての話題を提供し,議論につなげたいと思います.