異文化間教育学会では、2020年からオンライン輪読会「著者と語ろう」の会を実施しています。異文化間教育学会の会員の著書を読み、その著者または訳者と一緒に深めていきます。是非ふるってご参加ください。
単著、共著、訳書のある会員のみなさまで企画の希望がある場合は、企画委員会あてメールでご連絡ください。
※お申し込みいただいた方には、自動返信メールにて、受付完了のご案内、および使用するZoomミーティングに関する情報をお送りします。
※「記載していただいた個人情報は、本企画の目的以外には使用しません。ご本人の同意がなければ、企画委員会および著者(グループ)以外の第三者に個人情報を提供することもございません。取得した個人情報は管理責任者を定め、紛失や漏洩などが発生しないよう積極的な安全対策を実施いたします。
連絡先:異文化間教育学会 企画委員会
iesjkikaku@gmail.com■■■オンライン輪読会 第11回■■■
日時:2022年9月3日(土)10:00~12:00
テキスト: 『国際移動の教育言語人類学―トランスナショナルな在米「日本人」高校生のアイデンティティ―』
小林聡子著(2021)
明石書店
https://www.akashi.co.jp/book/b595416.html第11回は『国際移動の教育言語人類学―トランスナショナルな在米「日本人」高校生のアイデンティティ―』です。
本書は、日本ではあまり馴染みがない教育人類学及び言語人類学の立場から、アメリカで学ぶ「日本人」高校生らが「ジャプ」「FOB」「帰国」といったラベルをめぐり、日々どのように言葉や空間を介したやりとりをしているのかを描いたものです。特に、各章で切り込む角度を変え、時空間と多様な声の変化に着目しています。
輪読会では、移動する子ども達のアイデンティティや居場所を研究するには、どういった角度からアプローチすることができるのか、みなさんと一緒に議論ができればと思います。