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第29回柔道整復国家試験
柔道整復理論編問題
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* Indicates required question
上腕骨外科頚骨折で誤っているのはどれか。
*
1 point
肩部の腫脹は軽度である。
腋窩神経損傷の合併がある。
高齢者に好発する。
介達外力によるものが多い。
Required
骨折の転位に関与する筋の組み合わで正しいのはどれか。
*
1 point
上前腸骨棘骨折 ―――― 大腿直筋
下前腸骨棘骨折 ―――― 大腿筋膜張筋
大腿骨小転子骨折 ――― 梨状筋
大腿骨大転子骨折 ――― 中殿筋
Required
ばね指で正しいのはどれか。
*
1 point
小児に多い。
狭窄部は指節間関節が多い。
男性に多い。
小児は自然治癒することが多い。
Required
ドレーマン徴候が陽性となるのはどれか。
*
1 point
ペルテス（Perthes）病
大腿骨頭すべり症
単純性股関節炎
発育性股関節形成不全
Required
20歳の男性。4週前に大学サッカーで相手と接触し、左下肢を痛めた。最近、膝が曲げにくいと来所した。膝関節の他動屈曲を行った際、図に示す動作所見がみられた。原因となる筋はどれか。
*
1 point
腸腰筋
大腿直筋
半膜様筋
腓腹筋
Required
胸鎖関節脱臼で誤っているのはどれか。
*
1 point
固定が困難である。
二重脱臼が多い。
青壮年に多い。
変形を残しやすい。
Required
三角骨骨折で正しいのはどれか。
*
1 point
骨壊死を起こしやすい。
体部骨折は手関節屈曲制限によって発生する。
背側部骨折は単独骨折が多い。
手根骨骨折の中ではまれである。
Required
21歳の男性。バスケットボールの試合中に相手選手と接触し転倒した。手関節部に疼痛を訴え最寄りの接骨院にて整復後、前腕回外位、手関節軽度尺屈・伸展位で固定を施された。整復前の所見で考えられるのはどれか。
*
1 point
スナッフボックスの圧痛
尺骨遠位のピアノキー症状
手関節部の鋤状変形
母指の屈曲内転変形
Required
転位のある鎖骨骨折の患者の姿勢で誤っているのはどれか。
*
1 point
上腕は外転肢位をとる。
すり足歩行となる。
健側の手で患側上肢を支える。
頭部を患側に傾ける。
Required
38歳の女性。3ヵ月前からウォーキングを毎日2時間行っている。5日前から右足背に疼痛と腫脹があり来所した。考えられるのはどれか。
*
1 point
フランスヒール骨折
行軍骨折
ジョーンズ（Jones）骨折
第２ケーラー（Kohler）病
Required
股関節に外転、外旋、屈曲が強制されて起こるのはどれか。
*
1 point
腸骨脱臼
坐骨脱臼
恥骨上脱臼
恥骨下脱臼
Required
30歳の男性。実力の同じ相手と腕相撲をしていて「バキッ」という音とともに上腕部に限局性圧痛と腫脹が出現した。考えられるのはどれか。
*
1 point
斜骨折
縦骨折
横骨折
螺旋状骨折
Required
末梢神経損傷で正しいのはどれか。
*
1 point
自律神経障害の急性期では皮膚温が低下する。
軸索断裂では中枢側にワ―ラー変性が生じる。
チネル徴候は再生の先端部でみられる。
一過性神経伝導障害では逆行性変性が起こる。
Required
48歳の女性。バレーボールの練習中、ボールを追いかけて、左中指を床に引っ掛け過伸展・尺側強制され受傷した。来所時、左手を握らせた時の写真を示す。損傷部位はどれか。
*
1 point
中手骨
末節骨
中節骨
基節骨
Required
大腿骨骨幹部骨折で誤っているのはどれか。
*
1 point
ショックを起こすことがある。
中央1/3部での骨折が多い。
高齢者に好発する。
高エネルギー損傷で発生する。
Required
屈曲整復法の適応はどれか。
*
1 point
側方転位
捻転転位
屈曲転位
短縮転位
Required
筋挫傷の超音波療法で誤っているのはどれか。
*
1 point
感覚障害への使用は禁忌である。
温熱効果と非熱効果がある。
治療部位の深さに応じて刺激周波数を設定する。
治療導子は固定して使用する。
Required
下腿骨幹部骨折の後遺症と原因の組み合わせで誤っているのはどれか。
*
1 point
偽関節 ―――――― 無理な運動療法
足関節尖足位拘縮 ― 下腿コンパートメント症候群
膝関節拘縮 ―――― PTBキャストの使用
変形治癒 ――――― 早期の荷重開始
Required
16歳の男子。陸上部に所属している。練習中に膝屈伸時に膝関節部に疼痛を訴え来所した。特に既往はないが、膝蓋骨内側に圧痛がみられ屈伸に伴いクリックを触知する。その他の部位に圧痛はないく、視診で目立った下肢の変形もみられない。考えられるのはどれか。
*
1 point
滑膜ヒダ障害
鵞足炎
ジャンパー膝
腸脛靭帯炎
Required
18歳の女子。ソフトボール部に所属しており、練習中に右膝痛が生じたため来所した。しゃがみ動作や階段昇降で疼痛が増強する。外反膝があり、膝蓋骨を外方に圧迫すると不安感を訴えた。この患者にみられる所見で正しいのはどれか。
*
1 point
グラスピングテスト陽性
膝蓋腱の圧痛
内側広筋の筋力低下
Q角の減少
Required
20歳の男性。三段跳びの選手である。1か月前から下腿部に疼痛を感じるようになり来所した。初検時の単純エックス線写真では異常がなかったが、2週後の単純エックス線写真では骨膜反応がみられた。骨膜反応がみられる可能性がある部位はどれか。2つ選べ。
*
1 point
脛骨の中央1/3部
脛骨の近位・中央1/3境界部
腓骨の遠位1/3部
腓骨の近位1/3部
Required
自然整復されやすいのはどれか。
*
1 point
膝蓋骨外側脱臼
肘関節後方脱臼
橈骨頭単独脱臼
足関節外側脱臼
Required
背部軟部組織損傷と痛みを誘発する動きの組み合わせで誤っているのはどれか。
*
1 point
脊柱起立筋損傷 ―――― 体幹回旋
後頚筋損傷 ―――――― 頸椎前屈
棘上靭帯損傷 ――――― 胸腰筋後屈
肩甲骨周囲筋損傷 ――― 上肢外転
Required
腱板損傷の徒手検査法はどれか。
*
1 point
ロードアンドシフトテスト
スピードテスト
クランクテスト
リフトオフテスト
Required
顎関節症の分類で正しいのはどれか。2つ選べ。
*
1 point
Ⅳ型 ――― 変形性関節症
Ⅱ型 ――― 靭帯損傷
Ⅲ型 ――― 関節軟骨破壊
Ⅰ型 ――― 円板転位
Required
12歳の男児。サッカーの試合中に相手と接触し肘外反強制で転倒した。腫脹と圧痛が肘の内側部にあり、肘屈伸運動も制限され軋轢音を認めた。後遺症で生じにくいのはどれか。
*
1 point
前腕回旋運動制限
外反肘
肘関節伸展制限
尺骨神経麻痺
Required
足の第１MP関節脱臼で誤っているのはどれか。
*
1 point
Z字状変形を呈する。
背側脱臼が多い。
趾は延長してみえる。
開放性脱臼となることがある。
Required
弾発股の原因でないのはどれか。
*
1 point
大腿筋膜張筋
腸腰筋
大殿筋
中殿筋
Required
前十字靭帯損傷患者の訴えでないのはどれか。
*
1 point
「膝が引っかかる感じ」
「膝がはずれる感じ」
「膝がガクっとなる感じ」
「膝の力が入らない感じ」
Required
35歳の男性。草野球の試合でレフトからホームに送球した際に、右肩に強い鋭い痛みを感じ来所した。写真Aに示した徒手検査法が陽性であった。超音波画像所見を写真Bに示す。考えられる損傷部位はどれか。
*
1 point
棘上筋
肩甲下筋
棘下筋
上腕二頭筋長頭腱
Required
橈骨手根関節脱臼を伴うのはどれか。
*
1 point
ガレアッチ（Galeazzi）骨折
ショーファー骨折
バートン（Barton）骨折
ローランド（Roland）骨折
Required
手技療法が可能となるのはどれか。
*
1 point
腫瘍部
浮腫部
創傷部
発疹部
Required
合併症による神経障害で図の運動が不能となるのはどれか。
1 point
上腕骨内側上顆骨折
モンテギア(Monteggia)骨折
烏口下脱臼
月状骨脱臼
21歳の男性。大学では柔道部に所属し、毎日稽古を行っている。最近、試合が近いこともあり稽古量を増やしたところ、左足の外側に痛みを感じたため来所した。単純エックス線写真を別に示す。正しいのはどれか。
*
1 point
観血療法の適応が多い。
発生に短腓骨筋が関与する。
距骨の前方動揺性を認める。
足関節の内反強制で発生する。
Required
頸椎棘突起骨折で正しいのはどれか。
*
1 point
転位は高度となる。
頚部の屈曲強制で発生する。
第７頸椎に好発する。
偽関節が生じやすい。
Required
28歳の男性。バスケットボールの試合で着地をした際、左膝関節を負傷した。左膝に不安定性はないが、内側部に軽度疼痛があり、図に示す固定処置を行った。処置後の循環確認で正しいのはどれか。
*
1 point
スカルパ三角部での圧痛
腓腹筋筋腹の圧迫
膝窩部での拍動
足爪床部の圧迫
Required
ステナー（Stener）損傷に関与するのはどれか。
*
1 point
短母指外転筋腱
母指対立筋腱
長母指伸筋腱
母指内転筋腱
Required
肩関節脱臼と弾発性固定の肢位の組み合わせで正しいのはどれか。
*
1 point
関節窩下脱臼 ――― 肩関節外旋位
棘下脱臼 ――――― 肩関節内転・内旋位
肩峰下脱臼 ―――― 肩関節伸展位
鎖骨下脱臼 ―――― 肩関節水平位
Required
骨折合併例の脱臼で変形性関節症が起こりにくいのはどれか。
*
1 point
指関節
肘関節
肩関節
股関節
Required
16歳の女子。自転車で転倒し、右母指が外転・伸展強制となり、同MP関節に強い疼痛が出現したため来所した。右母指にZ字型の変形と弾発性固定を認める。整復する際、最初に行う手技はどれか。
*
1 point
過屈曲にする。
末梢に牽引する。
長軸圧をかける。
過伸展にする。
Required
肩鎖関節上方脱臼Ⅰ度損傷の症状はどれか。
*
1 point
患側上肢の下垂
階段状変形
肩関節外転運動制限
反跳症状
Required
新鮮な靭帯損傷でみられないのはどれか。
*
1 point
腫脹
限局性圧痛
筋萎縮
皮下出血斑
Required
コットン（Cotton）骨折にみられるのはどれか。
*
1 point
距骨骨折
踵骨骨折
腓骨骨幹部骨折
後果骨折
Required
初検の病歴聴取の進め方で誤っているのはどれか。
*
1 point
患者の正面に座り話を聞き取る。
患者の抱いている懸念や望んでいることを聞き取る。
患者がリラックスして話せる環境を作る。
患者のプライバシーに関しての質問は慎重に行う。
Required
21歳の男性。大学野球部のピッチャーである。フォロースルー期に、肩後方に激痛があり来所した。肩周囲に筋萎縮はみられないが肩関節後方に圧痛があり、肩の内旋可動域の減少がみられた。また、外転・外旋を強制すると肩の後方に疼痛が出現した。考えられるのはどれか。
*
1 point
SLAP損傷
肩甲上神経絞扼障害
ベネット（Bennett）損傷
肩峰下インピンジメント症候群
Required
16歳の男子。高校の野球部でピッチャーをしている。2週前から練習後に肩周囲のだるさを自覚するようになったが、そのまま練習を続けていた。1週前から日常生活で頭を洗う動作など、上肢を挙上位に保つとしびれがひどくなるため来所した。肩の屈曲・外転制限や大結節部の圧痛はない。陽性となる検査法はどれか。
*
1 point
ドロップアームテスト
スピードテスト
モーリーテスト
トムゼンテスト
Required
膝関節内血症（関節内血腫）がみられるのはどれか。
*
1 point
ジャンパー膝
鵞足炎
ランナー膝
前十字靭帯損傷
Required
膝関節前方脱臼受傷時にトリアージ先行する所見はどれか。
*
1 point
足関節の運動障害
足背部の感覚障害
膝関節の不安定性
末梢側の循環障害
Required
骨棘ができるのはどれか。
*
1 point
外脛骨
足根洞症候群
腓骨筋腱脱臼
衝突性外骨腫
Required
第5中手骨基部骨折の短縮転位に関与するのはどれか。
*
1 point
尺側手根伸筋
小指外転筋
尺側手根屈筋
小指対立筋
Required
上腕二頭筋長頭腱断裂で正しいのはどれか。
*
1 point
直達外力による発生が多い。
上腕近位部に膨隆が生じる。
小児に好発する。
筋力低下が生じる。
Required
肋間筋損傷で正しいのはどれか。
*
1 point
直達外力で発生する。
外傷性皮下気腫を合併する。
皮下出血斑がみられる。
体幹の回旋で疼痛が増強する。
Required
腱板損傷で正しいのはどれか。
*
1 point
単純エックス線画像で石灰沈着がみられる。
烏口突起の１横指外側に圧痛がみられる。
肩関節外転150度以上で疼痛を生じる。
筋萎縮がみられる。
Required
胸骨骨折で合併しないのはどれか。
*
1 point
肋骨骨折
胸管損傷
肩甲骨骨折
心挫傷
Required
肩甲骨骨折と骨片転位に関与する筋の組み合わせで誤っているのはどれか。
*
1 point
烏口突起骨折 ——— 小胸筋
肩峰骨折 —————— 三角筋
肩甲骨上角骨折 —— 小円筋
肩甲骨下角骨折 —— 大円筋
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