お申込み:公開講演会「社会課題を伝える力を考える—NHK2020応援ソングプロジェクト「パプリカ」を事例に—」
<開催日時>
2021年9月18日(土)14:00~17:00

<開催方法>
オンライン開催(Zoomウェビナー)
※URLは、開催一週間前に、お申込みのメールアドレス宛にご案内いたします。

<開催概要>
マス・メディアの1つの役割として、社会課題を伝え世論を喚起し、課題解決へといざなうことが挙げられる。しかし、2012年に4G(第4世代移動通信システム)が登場すると、インターネットがメディアとしての位置を増してきた。マス・メディアが一方的に情報を流すという構図から、視聴者は自分の欲しい情報を自ら獲得していくこととなる。近年は、報道機関が、とある課題に対し「世論を喚起する」ことが難しい状況となった。
しかし、2018年にNHKが打ち出した「2020応援ソングプロジェクト『パプリカ』」は、流行現象を生み出した。このプロジェクトの議題設定は、第1に「共生社会」である。障がいを抱えた人たちや人種を超えたつながりに子どもからお年寄りまで理解を促すものである。米津玄師が「パプリカ」という楽曲を提供し、2018年7月に「みんなのうた」で放映された。当初は全く話題にならなかったものの、①テレビ放映、②SNS、③イベントへと展開していく。Youtubeの再生回数は2億回を超え(2021年7月時点)、2019年12月には日本レコード大賞を受賞するまでになった。
2021年9月に「パプリカ」プロジェクトは終了する。本公開講座では、実際に制作指揮を行った、NHKチーフ・プロデューサーの佐藤正和氏を講師として招き、発足から、メディア戦略、その効果を語っていただく。またそのメディア戦略から今後、「社会課題をどのように伝えていくべきか」、社会デザインへと生かす理論化を考えていく。

<講師> ※以下、敬称略
佐藤正和:日本放送協会制作局〈第1制作ユニット〉教育・次世代チーフ・プロデューサー

<モデレーター>
浅野麻由:国際ファッション専門職大学専任講師(メディア概論、映像概論、社会科学基礎ゼミ)

<コーディネーター>
中村陽一:立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科教授・社会デザイン研究所所長
三尾幸司:株式会社JSOL社会イノベーション推進センター長

▼講演会・講師等の詳細はこちら
https://www.rikkyo.ac.jp/events/2021/09/mknpps000001paga.html

 
<問合せ>
社会デザイン研究所
TEL:03-3985-4725
E-mail : s.d.lab@ml.rikkyo.ac.jp
11:00~18:00(月・水・金)

主催:21世紀社会デザイン研究科、社会デザイン研究所
共催:株式会社JSOL、社会デザイン研究所メディア研究会
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